2016年11月15日

目薬の2種、3種の違いはなんでしょうか

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まず目薬に書いてある2種、3種と聞く事があると思いますが、正しくは第2類医薬品、第3類医薬品といいます。この違いを簡単に言うと、2009年度から医薬品に関わる法律が改正され薬種商が廃止となりました。その代わりに今よく聞く、登録販売者という資格制度ができました。法律の改正、制度の設立とともに目薬の医薬品は、成分や効果、副作用の発生度合いによって大きく3種類に分けられる事になります。

それが、第1類医薬品、第2類医薬品、第3類医薬品となります。第1類医薬品は医療用医薬品と同等の成分またはそれに近い成分があるものを指します。効き目も当然良いだけに副作用も起きやすいのが特徴で、薬剤師からアドバイスを受ける必要があります。それに対し第2類・第3類はほとんど副作用が軽微なため安全性が高いとされますが、薬としての効果は第1類医薬品よりも落ちてしまうのがポイントです。

以上のことから第2類・第3類の違いは内容成分と効き方の違いで、第3類は第2類医薬品より下のクラスになります。ですので、お店に置いてある目薬は第2類医薬品、第3類医薬品であり、登録販売者が販売できる医薬品となります。副作用は軽微で安全性の高いものと言われますが、不調があった場合は速やかに医療機関へ行くことをお勧めします。


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